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- 2014.01.29 Wednesday
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白銀の 宙を舞ひたし しろうさぎ
真っ白な心で、真っ白な世界へ望みたいと思います。
私は、白の紙へ望むのが好き。そして、半襟も足袋もハンカチも白がいい。
あとは、白いお米。白は、私を試す。白は、私を掻き立てる。
だから、白い時空に身を置けるように、白との対峙をする・・・。
今年もよろしくお願いします。 書家・文字文化文筆家 宇佐美志都
≪ 宇佐美志都 年頭関連ご報告≫
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宇佐美志都 元旦三大特集 <SK-II・住友林業・西日本新聞>
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■SK-IIの『肌道』CM元旦よりスタート! (小雪さんが着物姿で出演)
今年、世界12カ国(中国・欧州・米国など)で展開!
⇒http://www.sk-ii.jp/
■住友林業様の元旦広告にて
『森のちからを、未来のちからに。』を揮毫させて頂きました。
⇒http://shizu-media.jugem.jp/?eid=51
■西日本新聞の元旦特集にて
北九州市水道開設100周年特集巻頭〜「水」は命の輝き・宇佐美志都〜
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/2011/newyear/pdf/kitakyushu.pdf
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掲載誌・番組ご紹介 <メンズ雑誌"2nd"・北九州商工会議所・市政番組>
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■メンズファッション誌「2nd(セカンド)」(1/15発売3月号・107〜113頁に掲載)
"The Visual Performer"として、宇佐美志都が特集されています。
⇒http://shizu-media.jugem.jp/?eid=54
■北九州商工会議所 機関誌 「北商ニュース」"新春特別版・私のこだわり"
『横書きは時を断ち 縦書は時を運ぶ』を、寄稿させて頂きました。
⇒http://shizu-media.jugem.jp/?eid=52
■北九州市政テレビ番組 「ドリーム!北九州」 ★以下で動画配信中!必見!★小倉生まれ、小倉育ちの私。小倉にある「宇佐美志都・書廊」の様子も御覧頂けます。
⇒http://www.city.kitakyushu.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=30007
思いがけないこの受賞の場で、出た言葉は、
「この受賞は、書や文字が、今という時代に再認識されたことと受け留めております。
わたくし自身もこの賞に恥じぬよう、精進をして参りたく存じます。誠にありがとうございました。」
というものだった。常々思っているのは、「書」の感覚というものは、そもそも各人に備わったものであり、日常の事だと思う。ただ、書くことということ自体への慈しみなどがあるか否かという問題のように思っている。よって、今回、私が、書家として初めて受賞したということは、私のイチ作家性というものよりは、「書や文字が改めて認識された」もっと云えば、「認識したくなった」という、”時代の声”なのではないかと思った。
授賞式で、審査委員長のタナカノリユキ氏も、かつて、白川静先生(漢字学者・文字学者)の講演を聴講し、その凄みは今でも忘れないと、授賞式のステージの袖で、その時初めて会った氏と私は、少しばかりの言葉を交わした。そして、壇上では、受賞理由として、「書を越えて、そして、漢字を越えて、今の時代を吸い込み、宇佐美さんの世界は、書の世界であって、もはや、その書の世界を超えた世界・・・・。ぜひ、皆さん、彼女の作品を見てみてください。きっとそこには・・・・・・ 」と、過分なる審査理由を公表してくださった。また、総評では、「今、ものの根源や成り立ちを今一度考える時なのではないか」と評された。私は、書を書く、ということだけでなく、文字の成り立ちに探究心を寄せ、それを、今日での表現というところを模索しているところが、私の特徴で、そこが賞されたようだった。
今年は、故・白川静先生のご生誕百年であった。白川静先生と、書を教えてくれた亡き母へこの想いを捧げたいと思うと、白川静先生のあの声とお姿、そして、母に手を執ってもらっていた頃が霞んだ。
今回の、授賞式でのこの着物。父の母(つまり、祖母)の娘時代の着物。約、70、80年ほども前のものになろうか。代々、宇佐美女衆が受け継いできた。まさか、この着物も、時代を超えて、平成のこの世で、照明の輝きと人々の視線を燦々と浴びるとは思ってもいなかっただろう。そこが、着物のいいところ、そこが日本のいいところ・・・・そう、あなたは思わないか?今年の新作!も、いいが、古の心の姿をこうやって堂々と纏うことができるこの日本の文化を私は誇らしく思う。そして、今、この骨抜きになった日本め!どうにか、どうにか、目を覚ませ!と、自分をも悔しくも思うこともある。
帯は、京都の京丹後市の、民谷螺鈿(たみやらでん)様の逸品。この着物に合わせ、民谷螺鈿の民谷共路様がお見立て下さった。漆が全体に施され、そして、帯の中央部の輝く市松模様の部分は、螺鈿。(この、螺鈿の帯については、私も、少し勉強し、またご紹介をさせて頂けたらと思う。)螺鈿細工とは、もちろん、貝を使う。貝は神聖なるもの・・・・漢字も神聖なるものを慈しむところから誕生している。神秘な貝の力を、私は、この場でお借りたいと思い、今回、氏にお願いを申し上げた。
この受賞が私に与えてくれた最大のものは、「戒め」であろうと、いま、ここでこう綴りながら思う。よく、自分の志を今一度心に刻み、おでこを全部さらけ出して、ただ一点を見つめて、そして、でも時には道草も・・・・許して。いつもあるのは、「志都」。つまり、「己の都を志す」ことだけ。そういう意味では、まだ私は、何の受賞もご褒美ももらうには、まだ早い・・・・今は、まだ、何も手にするな。
そんな低い声が、燃え滾る火の奥に仁王立ちする仏像から、受賞の翌日に座禅修行する私に届いてきた。
★この度の選考基準他は、宇佐美志都・広報便りにてご紹介★
宇佐美志都広報ブログでは、随時、掲載記事やメディア出演ご報告など、更新されています。
『宇佐美志都・広報便り Media Highlights』
★日経電子版 インタビュー記事
が、追加掲載されております♪
俳優の別所哲也さんがナビゲーターを努める、毎週月〜金 AM6:00からOAの
TOKYO MORNING RADIO (J-WAVE81.3FM )
8:30からのコーナー“MORNING ROUNGE”に、ゲスト出演致しました。
★関連記事★ <宇佐美志都 公式広報便り>でも、関連記事掲載。
現在、開幕中の、COP10の日本政府提言書の担当書家としての記事が掲載されています。
『宇佐美志都・広報便り Media Highlights』
★西日本新聞記事(10月15日朝刊)
★中日新聞記事(10月19日朝刊) ←近日掲載致します。
書家として、文字文化文筆家として・・・・・「首にタオルを巻いて創作に没頭する」というくだりの通り、
今年の夏は、タオルが友でした。冷房を入れると、紙も墨も乾燥してしまうので、特に、紙や墨を保管している場所でもある、実家の書室では、冷暖房なしの制作場です。東京で制作する折も、冷房は絶対に入れず、常に自然環境の中!まさに、生物多様性を実感しながらの制作でした。
生物多様性条約第10回締約国会議における日本政府の提言書の表紙などの揮毫担当書家として、名古屋の会場に、会議開始より一足お先に!厳重警備体制を、スパイ並みにこっそり潜入!...いや、きちんとIDパスを頂き、伺って参りました。
清清しい竹などで囲まれた名古屋の会場では、
今、会議開始に備え、厳重な警備で余念の無い支度が行われていましたよ!
厳戒態勢の中でも、おしづは我が道を行く!?
〜 生物体系の永遠の生命を願い、しづスマイル★ 万物に幸あれ.. 〜
※今回、私が揮毫させて頂いた書は、日本政府が正式に提言書を発表・配布した後に、こちらでもご紹介させて頂きます。乞うご期待!?