「焼酎」 皆様、いつか、どこかで、お験しなさったかと存じます。
おそらく、ほとんどの成人の方は・・・。
でも・・・・その昔は、そんな事はなかったのです。無認知でした。
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その昔・・一人の若女将が、着物姿で焼酎を抱き、訪れた場所があります。
そこは、「ホテル オークラ東京」。
その女将さんは、福岡の酒蔵の娘さんで、当時地元だけで飲まれている、焼酎というものを多くの人に飲んでもらいたい・・・・そう願って、ご実家から独立し、焼酎だけの看板を挙げました。
その女将さん、ホテルオークラを突然訪問。
「私は福岡から来ました。昔から、九州では、地元で飲まれている焼酎というものがあります。私は、健康にもいい美味しいこの焼酎というものを、全国・世界の人たちに飲んでもらいたい!御宅ん方、使ってみんしゃんね。」
この彼女により、ホテルオークラで焼酎が置かれるようになり、全国・世界へ広まったと、そのお孫さんから2年前の4月1日に聞きました。
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時は平成・・・・桜もつぼみがほころぶ頃、
一人の娘さんが、着物姿の片手に風呂敷を抱き、訪れた場所があります。
そこは、「ホテルオークラ東京」。
その娘さんは、福岡県小倉の味噌・醤油屋の娘さんで、当時、割烹や料亭だけで使われている、橙(だいだい)という果実の果汁を、もっと多くの人に飲んでもらいたい・・・・そう願って、果汁やポン酢醤油を看板商品にし始めました。
その娘さん、ホテルオークラのBARを訪問。
「私は、福岡から来ました。昔から、割烹や料亭さんでは、だいだい(橙)の果汁というものがあります。私は、健康にもいい美味しいこの橙の果汁を、全国・世界の人たちに飲んでもらいたい!マスター、これでカクテル私に作ってくださいませんか?」
この彼女により、ホテルオークラでは、この春から、橙(だいだい)の果汁「恋雫」のカクテルがスタートしました。
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もちろん、その娘さんは・・・志都。
★「バー ハイランダー」 ホテルオークラ東京 別館1階 /萩(はぎ)マネージャー
TEL (03)3505-6077 / 月〜土曜日 11:30〜1:00 日・祝日 11:30〜0:00