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  • 2014.01.29 Wednesday
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日本の美 〜重ねの美〜

妹が二回目の結婚式をした。
・・・と云っても、結婚3年目の彼女達、模擬結婚式のモデルを夫婦で
♪ウエデングドレスとは違い、着物はやはり「重ねの美」だと思った。
この色内掛けは、相良刺繍(さがらししゅう)で、展示用のものらしく、
桃色の色目が、春の花を待つこの時期、とても相応しい色合いに感じた。
ご承知の様に、着物は重ねて纏う・・・一重一重に空気を含む。
これは夏は時に風を通し、冬は温かさを保つ優しさを紡ぎ出してくれる。

着物は人生の重なりと私は説く・・・歳を重ねること、
襟を重ね着物を重ねていくこと。
着物も歳も、まとって脱いで・・その心をたのしみたいもの。
今年のあなた、今日をどう重ねましたか?


書家・ 宇佐美志都gallery

ブライダルショ〜 美女の証言ファイル No,1

友人の誘いで、青山の隠れ家で開催されたブライダルショーへ行った。
会場は沸き返る人だった。私達女四人は、飲み物片手にショーの開催を待ちつつも、つい女話に華が咲く。始まった!白いドレスのモデルさんたちは本当に綺麗・・・・と、そこで、ある事に気付いた私達。「なんか男子ばかりじゃない?この会場・・・。」見渡せば7割強は男性。なぜ??私達は急にショーよりそちらの方が気になり出し・・・結局ショーの30分を見てパーテイの楽しみも味わう事もないまま、スタスタと会場を後にしてしまった。なんだか、男子がブライダルショーに釘付けの場というのも妙な空気だった。

ダウンライトの会場で、横にいる友人の年上美女が私にささやいた・・・「しづちゃ〜ん、モデルさん綺麗だと思うでしょ〜。うらやましいと思うでしょ〜。でも、彼女達も私の仲間入りね〜。」 「???」 「私も、昔、ドレスのモデルしてたのよ。知ってる?ウエデングドレス仕事で着たら、本当の結婚遠くなるんだよ〜。私もその証拠ね!」34歳独身美女の一言は重たい・・・。

気を取り直して、宇佐美本店の宣伝です ↓↓↓
皆様、引き出物は 「代々家が続くように・・・・橙使用の宇佐美本店「月想ひ」「恋雫」♪


宇佐美本店 四代目 宇佐美志都

もし結婚したら 「都志志都」??

三年程前の初夏のある日・・・私は料理長の紹介で、ひとりの料理人を知ることになった。

「あんた、有馬行ってみる?」「え?有馬って有馬温泉ですか?」「自分も一度しか会ったことないけど、宇佐美さんのこと話したら、一度試してみてもいい云うたから。でも今使ってるのもあるし、無理かとも思うけどな〜。この人やから連絡してみたら。」と京都弁の怖い先生は、私にそう云い残し、メモ紙を私に渡し去って行った。

見ると苗字が「志都」を逆さにした、「都志」ではないか!わたしの会いたいスイッチが入ってしまい、手紙とサンプルを御送付し、丁度来月大阪予定があるから、その時に、有馬温泉まで!と空想が成り立ってしまった。。で、一人で結局、有馬温泉のその宿に行ったのだ!

「あんたさん、しかしこの山奥までよく来てくれたね〜。わたしも会いたいと思ったわ。あんたさんの名前見て〜。まあ、これも縁やしな〜」と、板長は頭の上に乗せていた白い帽子を取った。(ピカピカのツルツルに一瞬驚いたが、清潔感は七ツ星★)「いや、私も最初は、醤油の話で紹介頂いたけれど、お名前拝見して、個人的に会いたい!と思ったので、ここまで来てしまいました。。醤油は二の次でいいです。名前がこうも近いと嬉しいです♪」

それ以来、なんとご愛顧も頂くことになり、先月「あんた名前同じやから、私の名前も書けるやろ〜思うけど、どないやろ〜?名刺の名前書いてみてくれへん?」と。今日、名刺が出来た!

料理長の苗字は「都志」、私の名前が「志都」・・・なんともこの事がご縁で御用命まで頂け、歳も父と近いので時折、三人でお酒まで囲む仲になろうとは・・・ご縁とは不思議である。


お醤油のご用命は「宇佐美本店」までお気軽に

宇佐美本店 四代目 宇佐美志都

「こちらも表具師なんです・・」 ブライダル・オリジナルラベル

オリジナルラベルの御用命を始めて半年・・
お陰様で多くの皆様に御用命頂いております。
原画は通常は、私のお願いしている表具師(馬さん)に表装をお願いし、
お渡しをさせて頂いています。それを皆様、
ウエルカムボード代わりにもして下さったり。
先日、静岡沼津の新婚さんからの御用命。いろいろとお打ち合わせをお電話でさせて戴いていました。最後に、「原画の表装はどう致しましょうか?」と申し上げると、「こちらも表具師なんです・・だからこちらで表装致したいのですが、宜しいですか?」と!なんだか、職人さんご夫婦に御用命頂け、また違ったうれしさを感じました。お幸せに♪  
今日は、シンプルに幸せなお話でした〜。

お醤油のご用命は「宇佐美本店」までお気軽に

宇佐美本店 四代目 宇佐美志都

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蛇の枕石 〜北九州の民話〜挿絵


まだこの世を神さまが治めておられた頃のこと・・・・・・
現在の小倉北区篠崎八幡神社付近を流れる紫川に、蛇渕(へびがぶち)と呼ばれるところがありました。

 この蛇渕には、いつの頃からか大蛇が住みつき、次から次へと村人の体に巻き付いてはけがをさせたり、命からがらの目に合わせたりしていました。村人は困り果て、集まっては「どうしたものかのう。これでは夜もおちおち寝ておられんわ。あの大蛇をおとなしくさせる方法はないものかのう」と嘆いていました。

 ある日、また村人たちが集まって嘆いていると、どこからともなく、「社をまつれば、きっと皆の悩みは消えるであろう」という声が聞こえてきました。そこで早速、村人たちは社をたててまつりました。ある日、渕の上に紫の雲がたなびき、それ以来ぷっつりと大蛇はおとなしくなり、村人たちは安心して暮らせるようになったということです。でも、いかに蛇とはいえ、年頃になると人恋しくてなりません。来る日も来る日も独りぼっちで、ため息ばかりついておりました。

 ある日大蛇は、あまり蛇渕に引っ込んでいるから気が紛れないのだと思い、川下の方へ遠出してみることにしました。ポカポカと暖かく、気持ちの良い日に川を下っておりますと、貴船渕のあたりで美しい女蛇に出会いました。大蛇は、雷に打たれたようになって、すっかり恋におちてしまいました。そうなると、今までの独りぼっちの生活が余計に寂しくてなりません。毎日毎日どんなに風が吹こうが、雨が降ろうが、女蛇のところへ会いに行きます。女蛇の方も、大蛇をすっかり好きになり、とても仲良く過ごしておりました。

 そうしたある日、女蛇は貴船神さまに呼ばれ、急ぎのお使いを言いつけられました。行き先は、海の向こうの藍島。そうとは知らない大蛇がいつもの通り貴船渕にやってきてみると、女蛇の姿は見えず、待っても待っても帰ってきません。大蛇は恋しさに、とうとう石を枕に大声で泣き始めました。涙で石はぐっしょりと濡れ、かわいそうに思った八雲社の神さまのお導きで、大蛇は竜神となり、天にのぼっていったということです。この石は「蛇の枕石」と呼ばれるようになりました。

………………………………………………………………
◆「リビング北九州」2月16日号掲載
◆誌面掲載と連動で、ネットで読み語りも配信されています。
★「北九州のむかしばなし」<(財)北九州市芸術文化振興財団>の中から、
私が好きな(=共感した)むかしばなしを撰ばせて頂き、
リビング誌での挿絵を担当させて戴きました。
この大蛇の気持ち・・・・・なんだか分かりますよね。
相手の本当のことを確かめずに、ひとり落ち込むところ・・・
なんだか共感!?してしまいました。(そして、私、巳年だし!)
………………………………………………………………
幸せって 慶びって 知ってしまうと「ずっと」をつい願ってしまう・・・
「ずっと」じゃなかったら 知らない方がいい?
でもそれもイヤ。。むかしも今も、生類の命題でしょうか・・。

今週もよい一週間となりますよう・・・・・・・・・      
私は、今日は川を昇ってみるとするかな。。


書家・宇佐美 志都
Japanese calligraphy Shizu Usami

Usami Honten !English site!

♪宇佐美本店の英語版のHPが本日公開!となりました♪



現在、宇佐美本店では、日本人以外の方の醤油への関心を調査中?!です。こんな使い方をしてた人を海外で見た!私の友人はこんな使い方をしている!こんな料理にも合いそう!・・など、皆さんからの情報も同時にお待ちしています★

壮大過ぎますが?、醤油が原油と同じ様に世界を駆け巡る日も来る??!醤油も貴重ですが、原油も貴重。醤油と原油が交換出来たら凄いですね。。?
同じ「油」同士仲良く行きたいものです。第三次オイルショックを阻止せねば

お醤油のご用命は「宇佐美本店」までお気軽に

宇佐美本店 四代目 宇佐美志都

St.Valentine's Day

今日 すべてのあなたへ・・・・・・


書家・ 宇佐美志都gallery

「この歳までかかりました・・・出逢えるまで」

建国記念日の午後、私は事務所に一人で居た。
電話が鳴ったので出ると・・・
「私、この歳までかかりました・・・この淡口醤油に出逢えるまで」
一生に一度でも、その様な事、云っていただけたら
生きてきた総てが報われると思う・・・
(結論から云うと、その言葉を言われるということに関して
「うす霧」に私は負けたのだが・・・それはさておき!)。
泪の出そうなそのお言葉に私はただただ「そう云って頂けると・・・」と。

私は、学生時分、台所に立っていたとき、ふと思った。
この醤油があるから、私、こんなに料理できるけれど、無かったら
そして、これを世の主婦達は手にできるのか?いや出来ない・・・
理由は主婦達に売ってないのだから。そこに原点があった。
いくらいい物でも(いい者でも)、その人に知られていなかたったら、
それはその人にとって直接的に存在しないもの・・・
そこを越えたかった。それをまず明快に解決したかった。

「大手メーカーさん以外のものは、意外と手に入りにくい・・・のよね。
ずっとそれが私イヤで困ってたんです。
お友達にもプレゼントしたいの。私がそうだったように・・」
とも。

私達の業界は、その発信を少し怠ってきたという歴史がある。
今、それを私どうにかしようと奮闘している。私の胸のうちで
醸造業界や日本の食の業界が、様変わりすることはありえないと思う。
でも、私の私達のこの想いで、ひとりの主婦が、日々の生活に
慶びやちょっとした潤いを感じて頂けることは可能だ。それでいいのだ・・・
元来、食というものは、生きる根底にある、
もっともっと日常化したものだからだ。

大きな動きでなくともいい、大きさではない、
一人に届けたい、一人と対話したい・・
それこそが、原点であり終着点なのだと今日改めて思った。


おおよそ65歳の過ぎたそのご婦人の言葉がじんときた・・・・
その歳になっても新しい巡り逢いを求めているのだということ。
人生は、そして青春は、どうやら永いようだ・・・・・。


お醤油のご用命は「宇佐美本店」までお気軽に

宇佐美本店 四代目 宇佐美志都

有楽町 ふるさと情報プラザ

◆2/4(月)〜8日(金) 〈11時〜19時〉
◆「市制45周年記念 元気発進!北九州観光物産展
◆「ふるさと情報プラザ」 有楽町電気ビル1F 

宇佐美本店もお目見え!お近くにお出ましの際は是非♪私も今から少し覗いてみようかと★

USAMI Family

◆↓家族全員集合↓◆

                  ◆↓五人姉妹↓◆
当然の事だが、生まれた時から、私の周りには味噌や醤油の臭いは自然とあった・・。そして、そこに在った。でも、業界自体がその可能性と向き合って、探求して、挑戦して!というよりも、もしろ、地域のコミュニテイの中で平穏無事に・・・というものを強く感じていた。それはそれでおそらく良かったのだと思う。それが、当時までの醸造業のならわしだったのだから。慣習というものは、淘汰された骨頂のものなので、そこには必ず然るべき要因があるからだ。

いまの私は、その味を探求する事は普遍の志ではあるが、使命として思うのは、それらを誰に、どう伝えていくことができるか、そして、それらと共に戦うことが出来るか。私は、この「家族ら」と、共に志し、共に泣き、共に笑い、共に慈しみ・・・そう思って今日もおぼつかぬ船の舵をとろうとしている。その為に、今からまた週末まで旅に出ようと思う。

私を導いてくれるもの...祖先への敬愛、素材への感謝、人類の可能性、自らの志、未来への継承、まだ見ぬ世界への夢、そして母への感謝・・・。  今週も皆様ごきげんよう。

お醤油のご用命は「宇佐美本店」までお気軽に

宇佐美本店 四代目 宇佐美志都


宇佐美 志都(しづ)
書家・文字文化文筆家 shizuusami

 〜 宇佐美志都 公式ブログ 〜

経済産業省などはじめ、官公庁や企業の書を揮毫。母により幼少から書に触れ、福岡教育大学特設書道科卒業。在学中より、個展(銀座・横浜・福岡等)多数開催。その後、京都の認定NPO法人文字文化研究所にて、平成15年、当時の理事長・白川静氏(文化勲章受章)より当時、最年少の文字文化認定講師を拝命。平成17・18年、コムサイズムブランドより『宇佐美志都 浴衣』として350店舗にて展開。また、日本七都市にて、原画作品展及びサイン会を開催。平成21年、ロンドン芸術大学にて、テキスタイル専攻。在英時、在英日本大使館主催初の「ジャパン祭」に重要無形文化財「新内節浄瑠璃」鶴賀若狭掾様、鶴賀伊勢次郎様と共演し日本文化を紹介し、「いろは唄」等揮毫。現在、東京を拠点に、書家・文字文化文筆家として書制作及び、文字の成り立ちと日本の慣習にまつわる執筆・講演を行っている。作品は、東京港区の『書庵』と、宇佐美本店本社(北九州市小倉北区)の『書廊』にて、常設展示。詳細は、公式HPにて。


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宇佐美志都 公式ホームページ 宇佐美志都公式ホームページ

宇佐美志都2009 『ロンドン滞在記』 宇佐美志都2009『ロンドン滞在記』

宇佐美志都 公式広報便り 宇佐美志都公式広報便り

宇佐美本店 公式ホームページ
  〜本格和調味料をあなたへ〜宇佐美本店公式ホームページ

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