やさしくされると切なくなる
冷たくされると泣きたくなる
この心はざわめくばかりで
追いかけられると逃げたくなる
背を向けられると不安になる
誰より好きなのに
これは、古内東子という女性が、作詞作曲、自ら歌った歌。
おそらく、こういう人の事を、シンガーソングライターというはず。
数日前、朝キッチンでTVを付けていると、とくダネという朝の番組に、古内東子が出ていて、彼女の姿を見るだけで、彼女のこの歌が私の中を廻り出した・・・。そして、今、我慢できずに、i-tunesで探して、聞きながらこのブログを書いている。私が大学生の頃、彼女は丁度デヴューして、時々、私は彼女に似てると言われていたが、彼女のブログを今見ていると、趣味もなかなか似ていて・・・再燃する彼女の様に、私ももっと燃えていきたいと思う。
シンガーソングライターは、自ら作詞作曲、自ら歌う・・・。
私は、大学生当時、確か、この曲を含めいくつの曲に共感し、自分の想いを言葉にするということ、表現することに気づかされた様な気がする。作曲の音符は、私の墨色・・・歌詞は、私の書の言葉。私も、自らの言葉を自らのリズムで書にしたい・・・そう思って、私の創作人生が始まったような・・・今更ながら思い出した。
歌手が、ありがとうと唄えば、私は、「ありがとう」と書けばいい・・。
麻生総理が自らの言葉で発言する・・・その賛否もしくは如何も問われる事もあるが、とにかく、今の私たちは、「自らの言葉」を携えてしっかり生きていくべきだと思う。
孤高の美・・それは、一人でいても、誰かといても、やわらかくて強いという美しさなのだと思う。一輪の花のように・・・・・・・・・・・。
書家・宇佐美 志都
Japanese calligraphy Shizu Usami